本多灯さんは、競泳選手。
東京オリンピック競泳男子200mバタフライの銀メダリストです。
今回は、本多灯選手の学生時代の話。
このページでは、
- 「本多灯のプロフィール」
- 「本多灯の高校大学など学歴は?」
- 「本多灯の学生時代のエピソードをまとめ!」
などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
本多灯のプロフィール
はじめに、
本多灯選手のプロフィールを確認していきます。
【本多灯選手のプロフィール】
- 名前:本多 灯(ほんだ ともる)
- 生年月日:2001年12月31日(2024年5月現在 – 22歳)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 専門種目:バタフライ・個人メドレー
- 現在の所属:イトマン東京
「灯」(ともる)という名前に込められた願いは、
「周りを明るく照らす存在になってほしい」であるとネット記事等で明かされています。
本多灯選手自身は、
「名前からして結構明るい性格だと思ってるので、
レースでも見せつけて、名前通りに明るく、日本中を沸かせたい」と話していました。
本多灯選手が水泳を始めた時期は幼稚園の頃で、
兄がきっかけでした。
本人は当時のことを次のように明かしています。
幼稚園ぐらいから、ずっとオリンピック!金メダルと口走ってた。
幼稚園のころはどんな大会か知らなかったけど、
一番でかいと思っていたので。
そのときは無謀だったけど、ずっと五輪と言ってきた。
中学生になってから本多灯選手は、
アリーナつきみ野スイミングスクールで本格的に、
萱原茂樹氏より指導を受けるようになります。
東京オリンピックの結果は、200mバタフライ銀メダル。
本多灯選手の会心のパフォーマンスは、多くの人々に感動を与えました。
本多灯選手の現在、
2024年の状況を確認していきます。
本多灯選手は、
「競泳・パリ五輪代表選考会」(2024年3月21日、東京アクアティクスセンター)で、
200mバタフライでのパリオリンピック出場の切符を手にしました。
2024年3月18日の時点では、
「左足首の捻挫」の影響で、
男子400mメートル個人メドレーは予選10位で落選していました。
本多灯の高校大学など学歴は?
とても笑顔が印象的な本多灯さんですが、
どんな学歴を持っている方なんでしょうか?
本多灯選手の学歴は以下になります。
- 横浜市立二つ橋小学校卒業
- 鶴見大学附属中学校卒業
- 日本大学藤沢高等学校卒業
- 日本大学在学
本多灯の出身大学
本多灯選手の出身大学は、日本大学(スポーツ科学部)。
東京オリンピックに出場したときは在学中でした。
日本大学を卒業したときの本多灯選手は、
ネットニュース等で取り上げられています。
日本大学スポーツ科学部は、トップアスリートの養成を行っています。
比較される文理学部体育学科は、
教員の育成を主体とした研究教育を実施。
競泳の池江璃花子選手、モーグルの原大智選手、
スノーボードの平野歩夢選手、平野海祝選手も日本大学スポーツ科学部です。
本多灯の出身高校
本多灯選手の出身高校は、日本大学藤沢高等学校。
神奈川県藤沢市亀井野にある私立で、
日本大学の正付属校です。
本多灯選手は2017年4月に日本大学藤沢高等学校に入学、
2020年3月に卒業しています。
日本大学藤沢高等学校の外観(校舎)
日本大学藤沢高等学校の卒業生は、
本多灯選手の他に競泳者では、
2024年パリオリンピック日本代表の平井瑞希選手がいます。
藤沢高等学校時代の平井瑞希選手。
現役のプロ野球選手では、
牧原巧汰選手(福岡ソフトバンクホークス)、
柳澤大空選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)も藤沢高等学校の卒業生。
レジェンドでは、
50歳まで現役の投手を続けた山本昌さんも藤沢高等学校の出身です。
本多灯の出身中学
本多灯選手の出身中学は、鶴見大学附属中学校です。
曹洞宗大本山總持寺が設立した仏教系の学校で、
鶴見大学系列の私立の学校です。
「耐寒参禅会」に参加した生徒の様子。
2008年度に男子募集を開始して、
共学校(鶴見大学附属中学校・高等学校)となりました。
本多灯選手選手は2014年4月に入学、卒業は2017年3月です。
卒業生(当時、鶴見女子高等学校)には、
アニメソングの女王の堀江美都子さんがいます。
本多灯の出身小学校
横浜市立二つ橋小学校は昭和40年に創業された学校です。
横浜市内の公立小学校ですね。
小学生のときから「アリーナつきみ野スポーツクラブ」に通っていました。
本多灯選手以外、とくに有名人はいないようです。
本多灯の学生時代のエピソードをまとめ!
本多灯さんの学生時代、子供の頃のエピソードを3つ紹介したいと思います。
小学校時代のエピソード
3歳の頃に水泳を始め、
スイミングクラブに所属していました。
幼稚園の頃からずっとオリンピックを目指していたようで、
あまりオリンピックが
どのくらいの規模の大会か分かっていない中で、
ずっと金メダルとも口走っていたようです。
小さい頃からオリンピックを夢にしていて、
大学になってその夢を実現させたなんてすごいですよね。
また、小さい頃から目立ちたがり屋だったそうで、
泳いだ後の筋肉を強調した
「マッスルポーズ」はこの頃からやっていたようです。
中学時代のエピソード
本多灯さんの出身中学校は鶴見大学付属中学校でした。
中学時代までは「アリーナつきみ野スイミングスクール」に所属していて、
この頃から200mバタフライに取り組むようになったようです。
中学3年生の時には
全国中学競技大会の400m自由形と200mバタフライで2位に入賞しました。
様々な大会で賞を獲得し、
競泳選手として頭角を現したので、
このまま鶴見大学付属高校には行かず、
水泳の強豪校である日本大学藤沢高校に進学を決めました。
中学時代で競泳選手として強くなっていったようですね。
大学時代のエピソード
日本大学を卒業したとき、
本多灯選手は「濃い4年間」と振り返っていました。
大学1年の2020年は、
日本学生選手権水泳競技大会男子400m個人メドレーで優勝。
さらに、第96回日本選手権の200mバタフライで優勝を果たしています。
2021年2月には、ジャパンオープン男子200mバタフライに出場し、
1分55秒32の記録で優勝。
2021年日本選手権兼東京オリンピック選考会では、
200mバタフライで派遣標準記録(1分56秒25)を突破する1分54秒88で優勝。
これによって、オリンピック日本代表に選ばれます。
2021年の東京オリンピック競泳男子200mバタフライの決勝は
一般的に不利とされる8レーン(予選の結果により)で挑んでいます。
結果は、自己ベストとなる1分53秒73で銀メダルでした。
このとき、本多灯選手は大学2年生。
2021年10月、
日本学生選手権水泳競技大会の男子200mバタフライで優勝。
2022年3月の競泳国際大会日本代表選手選考会の男子400m個人メドレーで、
自己ベスト更新の4分13秒20で優勝。
200mバタフライでは、2位に1秒以上の差をつけての優勝でした。
大学3年生になった2022年4月、
第98回日本選手権水泳競技大会の200mバタフライで優勝。
3連覇を達成。
6月開催の2022年世界水泳選手権は、
男子400m個人メドレーは7位、
男子200mバタフライで1分53秒61のタイムで銅メダル。
2022年10月、日本短水路選手権の男子200mバタフライで世界新記録を達成。
2022年12月、ジャパンオープン男子200mバタフライで優勝。
大学4年生になった2023年4月、
第99回日本選手権水泳競技大会で、
男子200mバタフライで1分53秒34の記録で4連覇を達成。
2023年欧州グランプリでは、
5月13日(フランス・カネ)の100mバタフライで優勝、
5月20日(モナコ)の200mバタフライで大会新記録で優勝。
2023年10月、アジア競技大会では男子400m個人メドレーで優勝、
男子200mバタフライは大会新記録で優勝。
2024年世界水泳選手権の200mバタフライで金メダルを獲得。
日本の男子がバタフライで金メダルを獲得するのは、
オリンピック・世界水泳選手権通じて初でした。
まとめ
本多灯選手の学生時代は東京オリンピックを中心に、水泳競技の日々でした。
社会人になって、今度はパリオリンピック。金メダル獲得をめざしています。