安楽宙斗さんは日本スポーツクライミング界の新星、
高校生にして世界ランキング1位の選手です。
今回は、安楽宙斗選手の両親の話。
このページでは、
- 「安楽宙斗の父親はエンジニアで会社を特定!」
- 「安楽宙斗の母親の職業は元看護師?」
- 「安楽宙斗と両親のエピソードはある?」
などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
安楽宙斗の父親はエンジニアで会社を特定!
一般記事で「安楽宙斗の父親はエンジニアで会社を特定」されていることについて、
ネット情報で検証をしていきます。
2023年の読売新聞オンライン記事「…16歳の日本王者・安楽宙斗が語る本音」には、
「父・武志さんが各大会の思い出を語ってくれた」と次の画像が掲載されていました。
次に、
一般ネット記事に出ている「会社を特定」 チェック。
企業名は、株式会社ファソテック。
「安楽武志 ファソテック」で調べていくと、
次の資料に出会いました
「特別国民体育大会関東ブロック大会 スポーツクライミング競技選手・監督名簿」
それには、
監督として安楽武志さんの名前が出てきます。
もう1つの有力情報は、
安楽宙斗選手の契約状況です。
マネジメントは、株式会社 WIN AGENT(ウイン・エージェント)が手掛けています。
安楽宙斗選手のプロフィール情報は、
次のようになっていました。
スポンサー:Red Bull、株式会社ファソテック
サプライヤー:スポルティバジャパン
安楽宙斗選手の父・武志さんの勤務先は、
「株式会社ファソテック」間違いないですね。
一般記事では「安楽宙斗選手の父親はエンジニア」と特定されているのですが、
こちらについては根拠となる情報が見つかりません。
ひと言でエンジニアと言っても、
「株式会社ファソテック」の募集欄を見ると、
- 技術職(一般職)【インフラ系エンジニア】
- CADエンジニア
- 3D CADエンジニア
- CADエンジニア【パワーユニット設計】
- CADエンジニア【BODY生産技術領域担当】
- 解析エンジニア
- 3次元寸法モデルエンジニア
などがあります。
「安楽宙斗選手の父親はエンジニア」は、
「株式会社ファソテック」の特徴から、
「営業ではないとしたら、エンジニアだろう」と推測されたのかもしれません。
仕事をしている様子としては、
「画像とITの医療情報ポータルサイト|インナビネット」に、
「3D PACS研究会の、3Dプリンタなどのトピックスを取り上げた夏季セミナー」で、
「Bio-Texture Modeling技術と医療分野における3次元臓器モデルの活用」と題して、
安楽武志さん(ファソテック)が講演している情報がありました。
その画像は、こちら。(役職等の記載はなし)
次の画像は、八千代市表敬訪問。
大和田小学校6年生時代の安楽宙斗選手と父・武志さん。
ネット情報の検証・調査結果は、次の通りです。
- 安楽宙斗選手の父・武志さんの勤務先は「株式会社ファソテック」。
- 「ファソテック」のスポーツクライミング競技の監督をしている。
- 安楽宙斗選手の父がエンジニアについては明確に根拠となる情報はなし。
安楽宙斗の母親の職業は元看護師?
「安楽宙斗選手の母親の職業は元看護師?」については、
ごく少数の情報としてネット上で見られる話しです。
根拠のない噂なのか、どこかで公表されたのか、
まったく判断はつきません。
安楽宙斗選手の母親の顔画像と名前は、
2023年の読売新聞オンライン記事「…16歳の日本王者・安楽宙斗が語る本音」の中で、
家族情報とともに確認することができます。
この2023年4月22日の「…16歳の日本王者・安楽宙斗が語る本音」の記事には、
- 父・武志さん(41)
- 母・久美子さん(50)
- 弟・晴希君(11)
と紹介されていました。
父の武志さんよりも母の久美子さんのほうが9歳上というのは、
気になるところです。
安楽宙斗選手が16歳なので、
母の久美子さんが34歳のときに誕生したことになります。
そのとき、父の武志さんは25歳。
慣れ初めを想像したときに、
安楽宙斗選手の母が元看護士であるなら、
父の武志さんは入院してた患者だったのかな?と1つの推測が浮かんできます。
医療関係で「安楽久美子」と検索した場合は、
次の2つの文献の著者の一人として名前が出てきます。
- 精神科診療におけるクリニカルパス導入の試み (第3報)~バリアンス分類とその分析~
- 衝動行為を繰り返す患者との関わり 自立に向けての援助
情報もとは、
文献、特許、研究者など7000万件の科学技術情報を検索できる「J-GLOBAL」です。
データ1
データ2
こうなると、
看護師というよりは医師である可能性が高いですね。
もっとも、同一人物かどうかもわかりません。
この精神科診療の文献情報から、
「安楽宙斗選手の母親が元看護士」としているなら、
推測がゆるい感じがします。
安楽宙斗と両親のエピソードはある?
安楽宙斗選手と両親のエピソードをチェックしました。
エピソード(1)スポーツクライミングを始めたきっかけ
安楽宙斗選手がスポーツクライミングを始めたのは、
小学2年生の夏休みのときでした。
父親の武志さんがダイエットとしてクライミングを始めて、
ジムに小学2年生だった安楽宙斗選手はついていったのです。
その後、
年代別の全国大会では表彰台の常連になっていきます。
画像は、2018年の小学6年生の安楽宙斗選手。
第1回ボルダリング小学生競技大会で優勝しています。
エピソード(2)宙斗(そらと)の名前の由来
宙斗(そらと)の名前の由来は、
クライマーズ公式サイトの「世界選手権直前インタビュー」で明かされていました。
安楽宙斗選手は、
お父さんが宇宙が好きで、
宇宙のように広い心を持ってほしいということで『宙』。
確か『と』を付けたくて、
北斗から『斗』を取ったと聞きました。
と答えています。
エピソード(3)スポーツクライミングの事情
スポーツクライミングの事情について取材で、
父親の武志さんは次のように話しています。
「大会の遠征費は、かなりかかる」
「大会エントリーで1万円くらい」
「往復の交通費、宿泊費」
「千葉県から支援金も出るんですが……」
「昨年1年間で言えば、ざっくり80万円は家計から支出しました」
エピソード(4)安楽宙斗選手の成長について
父親・武志さんによると、
「(息子の安楽宙斗選手は)好きなことに集中するタイプ」なのだそうです。
安楽宙斗選手の成長については、
次のように答えている取材機記事がありました。
初めてジムに連れて行った夏、息子はまだ木登りが大好きな小学生だった。
(安楽宙斗選手の成長は)「正直、自分の想像を超えている」
エピソード(5)野菜嫌いの話
「安楽宙斗選手は野菜嫌い」という話が広まっており、
インタビューや取材でも質問されることがあります。
本人は、
「嫌いというか、出てきたら食べます(笑)」と話しています。
母親の久美子さんは、
ラーメンやからあげが好きです。
栄養が偏らないようには気をつけています。
と安楽宙斗選手の食生活を明かしていました。
具体的には、
「疲労回復のためにビタミンB1が豊富な豚肉をメニューに加えたり、
たんぱく源の鶏ささみも食卓になるべく並べたりしながら、
苦手な野菜をどうやったら食べられるかと頭を悩ませる」
ということでした。
まとめ
安楽宙斗選手の父親は、「株式会社ファソテック」に勤務。
スポーツクライミング競技の監督している記録もありました。
「母親の元看護士」という話は、その根拠は不明です。